私は4才(もうすぐ5才)の男の子を持つ親である。
こういうブログをやっているので発達障害の特性があるのかと思われるかもしれないが、私の息子にはそういう特性はないです。
話す言葉も早いし、理解も早い。興味も広い。
ただ、最近子育てに悩んでいて育児書を読みました。感想とメモ書きです。
男の子のお母さんがやってはいけない10の習慣
獨協大学名誉教授 永井伸一
なぜ読んだか
2019年の正月を過ぎて、今現在はまだ4才だが、年末に七五三もやったし、私のなかで息子の育て方の切り替え時だと思ったからだ。
私の家は、私の実家の隣に住んでいることもあり、甘やかす人が多く、しかも一人っ子。怪我をしている母親。と言う環境でみんなが甘く、彼を王子さまのように扱ってる節もあり、そろそろしっかり育てねばならない。私がムチにならないで誰がなる!と思った次第である。
なぜこの本か
生まれた当初に買ったが、忙しくて読んでなかったので、なんとなく手に取ってみたからである。
教育本と言うのは、正直信頼性だと思うので、ゆっくり内容を紹介をして行こうと思う。それこそ、信じるか信じないかはあなた次第である、
獨協大学名誉教授 永井伸一
獨協大学名誉教授と言う名前でこの本をかかれているが、彼がなぜ教育本、特に男子の教育本を書くかと言うと、私立の中高一貫校で校長として11年間のべ4000人の成長を見守ってきた経歴による。
男の子にとって中学高校は、男の子にとっては、とても大切な時期だと思うので、そこから遡って研究をされている本書は、私のなかでは信頼できる一冊だと思っている。
男の子のお母さんがやってはいけない10の習慣
本書の一番言いたいことは
「起こらない子育て」「特性を伸ばす子育て」への警告である。
何がいけないのか?美しく聞こえるこの子育て方法について、男の子と言う観点
とくにこの本は中高一貫校と言う受験を乗り越えてきて
親のできがよく、期待をされている中で困っている子を見続けてきた筆者の感覚から見た警告である。
一章息子が大きくなって後悔する6タイプの親
本書は6章に分かれている。
1章は、彼が出会った6タイプのやる気のない男の子についてである。
仲が悪い家庭で育った子
兄弟と比較されて育った子
両親が忙しかった子
優等生であることを強いられてきた子
何でも先回りして手をかける親の子
親の神経質な小言にさらされてきた子
の6タイプである。
この中で高校卒業まで筆者の中で「持ち直せなかった」と言う感想を書いているのは、一番はじめの両親の仲が悪い男の子だけである。
筆者の見てきた子の場合少なくとも受験というハードルにおいて、どちらかの親または両方の親に手をかけられた経験が一時はあるという利点があるのかなと思った。
正直、小学校・中学・高校と底辺を行けば行くほど、一切親の愛情がなくても育つ環境にある子供はいるので、どこかで一生懸命、親と取り組んだ事がある子は強いのかなと思いました。
第2章ダメな子はいない でも、ダメな子育てはある
この章がこの本の題名である「男の子のお母さんがやってはいけない10の習慣」のメインである章になります。
1いた面放題でも小言を言わない
正直小言の範囲が難しいとは思うのです。
今子育てしている身である私としては、文句言ってしまうし、・・・かといって聞いているのか?小言の範囲がわからないですね。
2マイナスな言葉はNGワード
マイナスな言葉が口から出ているかどうかも認識してまずいきていない人が多いのではないかな・・・・と思いました。
マイナスな言葉で奮起することはありません。
とかかれています。あーどういえばいいんだろう・・・・・
ムチとなるべく最近、外でカッコ悪いことをしたら「あーかっこ悪!」とか「だっせ!」とか外から見られていることを意識させるように言ってるんですが、これはマイナスの言葉なのかなぁ・・・マイナスの言葉の範囲が難しいです先生!!!
3成績の上下に一喜一憂しない
まだうちの子は成績はないですが、男の子はあまり成績が安定しないという話は聞きます。男の子の子育てで何より大切なことは誉めることです。
あとは2の章でも書いてありましたが、「行為」と言うものについて重きをおくべきだと感じました。悪くても、書けたことや、勉強したという事実を誉めるようにした方がいいですね。
事実を誉めるというのは、姉の娘の発達障害の子もにたようなところがあるのかなって思いました。
4子供に期待を寄せない親はダメ
子供は両親が持っている良い性質を必ず持っている
まぁ悪いところも含めて、自分の性質とはよく似ています。そこをうまく使えるように指導できるのは他ならぬ両親しかいませんね。
子供を立派な人間に育てたいと願うなら子供の持つ優れた能力を信じてあげてください
「期待してる」といってあげるべきかそうでないかはわたしはまだよくわからないです。
本書では言うべきとかいてありますが、そこはタイミングもあるのかなって思います。
5子供に期待しすぎてもダメ
親の関心を引こうとして勉強してきたという問題点
これを言えるのは私立校の校長先生だからかな・・・・って思います。とくに中学からの学校であるからって話だと思います。プレッシャーを親に感じたことが私3女なんでないです(どや)
子供の能力を信じ期待を押し付けなければ、子供は自然と自分のもつ能力を生かしていきます。
できれば若いうちに生かしてほしいです!その方法は本書には書いていないです。まぁ信じましょ♪
6しからない育児を見直そう
しからない育児 強制しない教育は子育てを放棄してるに他ならない
しからない育児という言葉が悪いと思うんですよね。しからない育児の書物を読んでないので頭ごなしに否定したくないし、実際しからないで子育てできるわけがないと思っています。
親の確固たる姿勢があってこそ、子供はやってはいけないことや身に付ける習慣を学んでいく
発達障害を考察しているので、ここに関しては難しい。私の両親はここができていたからこそ、私や二番目の姉はしっかりと生き、そしてそれなりにかっこよく生きていますが
確固たる姿勢があったからこそ、発達障害の姉は、自己肯定が低いのかもしれないと思っています。
だから育児書ってそれこそ宗教と一緒で、自分に合わないとしっくり来ないし、自分に必要なと気じゃないと納得しないわけです。
感想かいてるだけ無駄?知るかそんなん★
7手を掛けすぎない 溺愛しない
人に頼るのが当然という意識になってしまいます。
子離れってやつですね。何でもしてあげていた幼児期からの脱却ということで、今ちょうどうちの子がその真っ最中です。
私はわりと子離れ得意な方で、コツは「あれ?これできんじゃね?」って思ったら容赦なく離れる。できる場合はけっこうすんなりやってくれます。できない場合は読んだり泣いたり困ったりします。
困っても助けないんですけどね。私は★(旦那が助けるお役目です。だって私はできると思ったんだもーん)
愛が溺愛になってしまうと子供は自分の頭で考えて行動を起こす力のない人間、我慢できず楽をすることばかり考える人間になってしまう
これは自分のブログにも言えることだと思っていて、自分の発した言葉が完璧だと思っていたら、良いブログにならないなと思っていて、冷静な目って必要だと思うんです。
息子に関しても冷静な目って必要ですよね。
8気ままに子供を振り回さない
感情で子供を振り回しては行けないそうです。
正直難しくて、交通事故で怪我をしていることもあって調子が悪い日が多々あります。妙に怒ってしまったりする日に関して、私は素直に息子に話をしています。怪我の事、それにともなってイライラすること。
母親として強さのある一貫性は持てないかもしれませんが、素直に伝えるって一貫性だけは持っておこうかなっという苦肉の策です。
9早期教育は内容をよく考えてから。
子供が成長していく上で遊びは必要不可欠な要素。
今ちょうど子供を習い事に行かせようと考えているところです。怪我をしてることで、とにかくからだが資本なので、体を動かすものにしようと思っているのですが
勉強は正直、どーでもいいんっすわ
私の子供言葉は早いし、思考は深いので、勉強で困るほどじゃないだろうなっと思ってまして、運動神経の方がヤバイです
反復運動はすっかり忘れ自分はなにもしなくても勉強ができるタイプだと錯覚してしまう
私の父が小学校の先生なんですが、「入学前にひらがなかけるようにしないでほしい」って言ってましたね。できる子は小学一年で授業のサボりかたおぼえてしまうんでしょうね。
遊びを中心とした様々な体験をなるべく重視してください
今の時代なかなか遊び難しいですね。一人っ子なんで悩んでます。ただ遊ばせる施設は増えているように思います。
10長時間の映像漬けゲーム三昧はNG
1日に2時間以上テレビを見たりゲームにのめり込んだりする頭の良い子はいません。
難しいんだよな・・・・これ。ただ私はゲームもある意味遊びだと思っていて、その子の特性に合うものは与えるようにしています。あと、知っている人が多いもの。
それは共通の話題になるからです。
これからはユーチューブの時代なので、共通の話題がなおいっそう少なくなってくる時代に生きる息子です。
そこのカバーをどうしていくかがやはり難しい。
あと息子の見ているものは一緒に見るようにしています。せめて私と旦那は共通の話題が話せる人であろうと思って・・・・
まぁ思春期前に一緒に見てくれなくなりますけどね★
第3章男の子の親としてこれだけは心がけたい5つの基本
第3章は5つのテーマに沿って書いていきます。
1親がたっぷり愛情を注ぐ
愛情が注がれていることで子供は安心感を得て気持ちが安定していきます。
きちんと愛が注がれたことで人間への信頼が生まれて子供がいざというときに助言をしてくれる人の言葉が素直に聞けるようになります。
2タイミングを見て 為になる言葉をかける
親の言うタメになる話やアドバイスのほとんどは右の耳から入って左に抜けています
でもいつかは芽吹いて、納得する日が来るので暖簾に腕押しでも言いましょう
将来の仕事をイメージさせる
子供と言うのは世の中にどんな仕事があるかをよく理解していない
お父さんが自分の社会体験を話して聞かせるのは特に男子にとって必要不可欠なこと
話すタイミングが難しいとは思うんです。話すと言うこと話すと言う時間に重きをおいていかないとなと思います。最近4才の息子はあまり幼稚園の話しなかったりし始めているので照れとかもあるのかなと思います。
3毎日の生活で正しい習慣を身に付ける
子供と言うのは本来、動物的な欲求を押さえられません。
起きなければいけないや、これをしなければいけないを教えるのは親だと思います。ただ、発達障害を扱っていることもあり「いけない事なんてない」ということを許すのも親だったりします。
本当に親って難しい職業だなって思います。
毎日の生活が不規則な生徒で成績が安定している生徒はいません
前章で男子の成績は安定しないとかいたことを含めて
成績が安定している生徒は死ぬほど希少価値!ということです。
男の子が早く自分の価値をたくさん使える成長を望むのであれば、すごく細い道ですが、生活の習慣付けをしていくしかないのかもしれません。ただ、無理してもダメです。
4毎日机に向かわせる
幸せな人生はじみに努力することでしか達成されない。
この章では忍耐力についてかいているのですが、まだ自分の子にはちょっと早いのかなと思いました。また必要なときになったら読もうと思います。
5勉強より外で遊ぶことを優先する
最近夏の暑さや冬の寒さで外で遊ばせていないきはします。春になったら・・・・
子供の時に自然のなかで思いっきり遊ぶことで、生きていく上で必要な力が身に付くのです。
これだけ災害の多い日本において、自然とのつきあい方(暑さ、寒さ)を考えるためには外で遊ぶしかないと思います。しかし、暑すぎるってのもありますし、親としては不安だったりします。
4章子育てに二人のお母さんはいらない
4章ではお父さんの役割についてかいています。
正直旧時代的な面も否めないと思います。私自身が、旦那より男っぽい性格なので当てはまらない部分はありますが、一番大切な部分は二人が同時にお母さんの立場にならないということかなと思います。
あとは父親のあり方など書いてあるのですが、・・・・・母親である私にはあまり今度旦那に読んでもらえるように置いておきます。
5章小学生のうちに必ず身に付けて起きたい7つの習慣
毎日同じ時間に起床する
正しい姿勢を長時間保てるように体力をつける
あと10分の頑張りができるようにする
テレビゲームは極力避ける
毎日必ず授業の復習する
毎日1時間、机の前に座って継続的になにかを行う
責任をもって家事の手伝いをさせる。
・・・・・・これ全部できる子がいたらそりゃスゲーだろうな・・・・・と思っております。
第6章まだ間に合う!中学からの建て直し方
ここは中学校の男の子に対する文章なので、私にはあまり響かなかったのですが、いつか子供が中学生になるときに思い出すように
日本人には助言者をいかす能力が備わっている事を信じる。物語にしろ、漫画にしろ、書き手や送り出す人の愛がその子に伝わっていることを信じてください。
中学校でも助言者の気持ちが汲み取れるような出会いが何かしらあると信じる
落ち着いて自分を見つめられるほど安心できる情況をつくってあげる。